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2011年02月14日

獣の奏者-王獣編- 上橋菜穂子

獣の奏者T-闘蛇編-を読み終わってすぐに
この王獣編も読み終わっていたのだけど
あまりに夢中になって読んでしまったので
闘蛇編のように感想を書ける状態に無くふらふら

今日、再度読み終わったのでようやく感想を書くことにかわいい

王獣編ではカザルム王獣保護場の寄宿学校に入学したエリンが
矢に射られて怪我をした王獣の子リランと出会い
リランを野に生きる獣のように育てようと
悪戦苦闘を繰り返しつつ次第にリランと心を通わせていき・・・

そういった中で、エリンは人は何故獣と心を通わせていけないのか?
と言う疑問が次第に溶けていく一方で
エリンとリランは望まない政に巻き込まれていく・・。

今回は話が政に流れていくのでエリンだけでなく
堅き盾のイアルや真王、大公の息子シュナンの登場も多いです。

私としては、闘蛇編のようなエリンの気持ちや考え
の部分が好きなので、王獣編は闘蛇編程のめり込めなかったけど
(2回とも)
王獣編のラストシーンはやっぱり2度目も泣けました。

この巻では、闘蛇編では謎のまま終わってしまった
神々の山脈の向こう側で起きた悲劇も解き明かされたり
そういう部分では面白く、とても引き込まれました。

人物の心の描写がとても巧みで、場面場面で
お気に入りの登場人物になった気分で読み進めていくので
本当にあっという間に読み終わってしまいました。

探求編も既に図書館で借りて読み終わっているので
また感想を書こうと思います。

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posted by echidna at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月10日

獣の奏者-闘蛇編- 上橋菜穂子著

あるブログで、『児童文学のファンタジーだが大人が読んでも十分に面白い』と紹介されていたこの本。

普段はあまり日本人作家の本を読まない私だけど
本好きな人のブログだし、何となく気になって購入してみた。

読み始めてすぐに本に引き込まれてしまった。

とにかく文章が美しくて・・・

物語の世界がこの世のどこかに存在しているんじゃないか?
って錯覚を起こしそうになるくらい、綺麗で。

その豊かな表現の世界にあっという間に落っこちてしまった。

まさに気分は不思議の国のアリスの、アリスになった気分だった。

この物語は、リョザ神王国という架空の国を舞台に
エリンという10歳の少女が母親と悲惨な別れをする場面から始まる。

物語の始まりからほんの数ページなのに
こんなに盛り上がっていいのかと思うくらいに
母親との別れのシーンは壮絶で、悲しい。

簡単に言ってしまえば、エリンの成長ものなのだけど
この物語には、本当に色々な事が詰まっていると思う。

私はエリンの知的好奇心や学ぶこと、考えることの
大切さ、面白さなど様々なことに心を揺さぶられました。

エリンは成長の過程で、色々な出会いや別れを経験して
この闘蛇編が終わる頃にはエリンも14歳
エリンの養い親と別れて寄宿学校で獣の医術師への道を歩み始めます。

本当に面白くて、この感想を書く前に
獣の奏者-王獣編-を読んでしまったけどたらーっ(汗)

王獣編は王獣編で感想を書くことにします。

王獣編ではリョザ神王国の政治的な話なども
盛り上がってきて、闘蛇編よりも複雑で
深い内容になっている感じがします。

著者のあとがきを読んでみると、このお話は
著者としては児童文学として書いたつもりはない
というような事が書いてあった気がします。

まさにその通りだと思いました。

個人的には闘蛇編の悲しい中にも
ほのぼのとした雰囲気が王獣編より好きですぴかぴか(新しい)

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posted by echidna at 15:23| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月08日

美丘 -石田衣良-

この作品の事は、上司に教えられるまで全く知りませんでした。
ドラマ化もされていたんですね。

始めは、『上司が無理やり貸してくれた本』でした。

上司は、著者が石田衣良と言う事も
フィクションだと言うことも認識せずに
『難病の子の話で、感動するからexclamation×2』と、
ある日突然、この小説を私に手渡してきたのです。

石田衣良の小説は4TEENしか読んだ事がなく
4TEENはすごく読みやすく、印象的な作品だったな
と言う感じでした。

続きがすごく気になる終わり方で
続きが読みたいexclamationってすごく思ったのをよく覚えています。

その続きが6TEENとして出版されているんですよね。
まだ読んでいませんが・・・。


この小説美丘の主人公は『クロイツフェルト・ヤコブ病』に
医療ミスから感染してしまった20歳の少女と
そのボーイフレンドで、テーマは『生きる』と言うことでした。

本のタイトルの『美丘』と言うのは
主人公の20歳の少女の名前です。

いつ終わりを迎えてもおかしくない自分の人生を
思いのままに、身を削るように生きている美丘に
何となく人生を生きていた太一(主人公のボーイフレンド)が
それと気づかず恋に落ちて・・・

短くも濃厚な二人の13カ月を太一が回想する形で描かれた作品でした。

この小説で描かれているヤコブ病の症状や経過は
実際のものとは異なっている部分もあるのだそうですが・・・。

小説中では幼少期の交通事故の時の
医療ミスで潜伏期間が10年、20年・・・
発症すれば治療の方法は無く早ければ3か月程で
脳がスポンジのようになり、最終的には
食べることも・息をすることもできなくなって死んでしまう
そんな彼女の『生』の形をドラマティックに描いています。

私の印象は、少しドラマティック過ぎるかな?
と言うものでしたが・・・
すごく引き込まれます。
涙なくして読めない作品だと思います。

フィクションだとわかっていても、
やっぱり美丘の生き方には憧れますし
彼女のように、後悔の無いようにがむしゃらに
は無理だとしても、今よりも、もう少し
『一生懸命』生きよう。
と言う気持ちになれる作品です。

今ではわざわざ持ってきてくれた上司に感謝していますかわいい
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posted by echidna at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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